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保育園の面接で質問すべき「働きやすさ」を見抜く質問例

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保育士として新しい職場を探すとき、求人票やホームページの情報だけでは「働きやすさ」まではなかなか見えてきませんよね。園の雰囲気や職員同士の人間関係、残業の実態などは実際に働いてみないと分からない部分も多いものです。

そこで大切になるのが、面接の場で質問をすること。ただ受け身で答えるだけでなく、自分から質問をすることで、園のリアルな環境や考え方を知るチャンスになります。この記事では、保育園の面接で「働きやすさ」を見抜くための質問例を分かりやすくご紹介します。これから転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

また転職を決める前に押さえておきたいポイントは、こちらの記事でも詳しく解説しています。
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なぜ「質問すること」が大事なの?

面接と聞くと、「いかに自分をアピールするか」に意識が向きがちです。でも、保育士として長く安心して働くには、園との相性働きやすさもとても大切。

もし、実際に入職してから「思っていたのと違う…」となってしまうと、早期退職につながる可能性もあります。せっかくの転職が失敗に終わってしまうのは、できれば避けたいですよね。

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることが多いですが、ここで準備してきた質問をすることで、園の考え方や現場の様子を具体的に知ることができます。

つまり、面接での質問は「園を見極めるための武器」なんです。

働きやすさを見抜くための質問例

では実際に、どんな質問をすれば「働きやすい園」かどうかが分かるのでしょうか?ここからは、いくつかのカテゴリごとに質問例をご紹介します。

人間関係やチームワークについて

保育の仕事はチームで進めるもの。人間関係が良いかどうかは、働きやすさに直結します。

  • 「職員同士で協力し合う体制はどのようになっていますか?」
  • 「新人の先生にはどのようにサポートをしていただけますか?」
  • 「園内で意見交換や相談をする場はありますか?」

こうした質問をすると、園がどれだけ職員同士のコミュニケーションを大切にしているかが見えてきます。もし答えが曖昧だったり、具体例が出てこなかった場合は、サポート体制が整っていない可能性もあります。

人間関係の良い職場を見抜くコツは、こちらでも詳しく紹介しています。
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残業や持ち帰り仕事について

求人票にはなかなか本当のことが書かれていないのが「残業や持ち帰り」。実際のところを知るには、面接で聞いてみるのが一番です。

  • 「行事準備などで残業が発生する場合、どのように対応されていますか?」
  • 「持ち帰り仕事を減らすために工夫されていることはありますか?」
  • 「残業時間の平均はどのくらいですか?」

園によっては「ITを導入している」「製作物を分担して作る」など、具体的な工夫をしているところもあります。働きやすさを重視する園なら、必ず何かしらの取り組みをしているはずです。

残業が少ない保育園の特徴を知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
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有給休暇・休みの取りやすさ

「有給が取れるかどうか」「急なお休みに対応してもらえるかどうか」も、長く働くうえでとても重要です。

  • 「有給休暇はどのくらい消化されていますか?」
  • 「お子さんの体調不良など、急なお休みの場合はどう対応されていますか?」
  • 「シフトの希望はどの程度反映されますか?」

このように聞くと、園の柔軟さや職員の働きやすさへの配慮が分かります。特に子育て中の方は、ここをしっかり確認しておくと安心です。

キャリアアップや研修制度について

保育士としてスキルを磨きたい方にとっては、研修制度やキャリアアップの機会も大事。園が職員の成長をどのように考えているかが見えてきます。

  • 「研修や勉強会の参加機会はありますか?」
  • 「キャリアアップ研修などは勤務時間内に受講できますか?」
  • 「主任や園長へのキャリアパスはどのようになっていますか?」

前向きに働きたい方にとって、園が職員の成長を応援してくれる環境かどうかは大きな判断材料になります。

働き方の柔軟さについて

ライフステージによって、働き方の希望は変わってきます。子育てや介護と両立しながらでも働きやすいかどうかを確認しておきましょう。

  • 「時短勤務やシフトの調整は可能ですか?」
  • 「産休・育休からの復帰事例はありますか?」
  • 「パートや正社員など、雇用形態の変更はできますか?」

園の答え方から、職員の生活に寄り添ってくれる姿勢が感じられるかどうかをチェックしてみてください。

質問の仕方のポイント

ただ質問するだけではなく、伝え方にも工夫をすると、より良い印象を持ってもらえます。

  1. 前向きな姿勢で聞く
    「残業多いですか?」とストレートに聞くよりも、
    「行事準備のときなどに残業が発生した場合、どのように工夫されていますか?」
    と聞いたほうが柔らかい印象になります。
  2. 自分の働き方と絡める
    「子育てと両立しながら働きたいと考えているのですが、急なお休みの際はどのような体制でしょうか?」
    など、自分の希望を交えて聞くと、より具体的な回答が得られます。
  3. 園への関心を示す
    「ホームページで○○の取り組みを拝見しましたが、実際の職員の方の反応はどうですか?」
    のように、事前に調べた情報をもとに質問すると、熱意が伝わります。

まとめ

保育園の面接は、自分をアピールする場であると同時に、園を見極める場でもあります。

  • 人間関係やサポート体制
  • 残業や持ち帰りの実態
  • 有給休暇の取りやすさ
  • 研修やキャリアアップの仕組み
  • 働き方の柔軟さ

こうしたポイントを質問することで、「働きやすい園」かどうかがぐっと見えてきます。

自分が安心して長く働ける園を選ぶために、ぜひ積極的に質問してみてくださいね。面接は「選ばれる場」ではなく、「お互いを知る場」。自分の希望や大切にしたい働き方を明確にしておけば、きっと理想の園と出会えるはずです。

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ぴよち
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本サイトの管理人
保育士として10年以上の経験があります。正社員として公立保育園で5年勤務した後、結婚を機に私立保育園へ転職し3年勤務。出産を経てパートとして3年間保育園で働きながら、家庭との両立を経験しました。現在は、保育士のキャリア支援に携わっています。現場経験と家庭との両立経験を活かし、保育士の皆さんに寄り添った情報を発信しています。
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