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保育士が派遣で働くメリットと注意点

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保育士のお仕事といえば、正社員やパートで働くイメージが強いかもしれません。ですが、最近では「派遣保育士」という働き方も増えてきています。派遣というと少し不安を感じる方もいるかもしれませんが、実は派遣ならではのメリットもたくさんあるんです。

今回は、保育士が派遣として働くメリットと注意点を、わかりやすくご紹介します。これから転職を考えている方や、もっと自分らしい働き方を探している方の参考になれば嬉しいです。

派遣保育士とは?

まずは「派遣保育士」について簡単に説明します。
派遣保育士は、人材派遣会社に登録し、その会社から保育園や幼稚園に派遣されて働く保育士のことを指します。雇用契約を結ぶのはあくまで派遣会社で、実際に働く現場は派遣先の保育園となります。

勤務時間や期間は派遣会社と相談して決められるため、フルタイムだけでなく短時間勤務や期間限定での働き方も可能です。

保育士が派遣で働くメリット

自分の希望に合わせて働ける

派遣の大きな魅力は「働き方を選べる」こと。
・フルタイムでしっかり働きたい
・子育てと両立できるように短時間がいい
・週3日だけ働きたい
など、自分のライフスタイルに合わせた条件を派遣会社に伝えることで、希望に合った職場を紹介してもらえます。

家庭やプライベートの時間を大切にしたい方には嬉しいポイントですね。

子育てや家庭と両立しながら働きたい方は、こちらの記事も参考になります。
👉関連記事: [子育てしながら保育士で働く工夫]

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残業や持ち帰り仕事が少ない

正社員の保育士だと、行事の準備や書類業務で残業が多くなりがちです。ですが派遣保育士は基本的に「契約した時間内での勤務」が前提なので、残業や持ち帰り仕事がほとんどありません。

「保育の仕事は好きだけど、長時間労働がつらい…」という方にとって、派遣は無理なく続けやすい働き方といえます。

困ったときは派遣会社がサポートしてくれる

派遣で働くと、職場での悩みや人間関係のトラブルがあったときに派遣会社に相談できます。直接園に言いにくいことでも、担当者が間に入ってくれるので安心。

「園に直接は言いづらい…」という状況でもサポートしてもらえるのは、派遣ならではの安心感です。

職場の人間関係が気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
👉関連記事: [人間関係が良い園を見分ける方法]

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高時給で働けることもある

派遣保育士は正社員やパートに比べて「時給が高め」に設定されていることが多いです。地域や園によりますが、パートよりも効率よく収入を得られる場合も。

短時間でもしっかり稼ぎたい方にとっては、派遣という選択肢は魅力的です。

いろいろな園を経験できる

派遣では、一定の期間ごとに違う保育園で働くこともあります。いろいろな保育方針や雰囲気の園を経験できるので、スキルアップにつながったり、自分に合う園を見つけるヒントにもなります。

「いずれは正社員になりたいけれど、まずは自分に合った職場を探したい」という方にもおすすめです。

派遣で働くときの注意点

もちろん、派遣にもデメリットや気をつけたい点があります。メリットだけでなく注意点も知っておくことで、安心して働くことができます。

雇用が安定しにくい

派遣は「契約期間」が決まっているため、ずっと同じ園で働けるとは限りません。更新されない場合は新しい派遣先を探す必要があります。

長期的に安定して働きたい方には、少し不安に感じる点かもしれません。

ボーナスや昇給は期待できない

正社員のように賞与や昇給制度がある園は少ないのが現状です。
そのため、長期的に収入を安定させたい方には物足りなさを感じるかもしれません。

ただし、派遣会社によっては交通費支給や福利厚生が充実している場合もあります。登録前にしっかり確認するのがおすすめです。

職場に溶け込むのが大変な場合も

派遣はあくまで「一時的なスタッフ」として見られることもあるため、職場の人間関係に入りにくいことがあります。

ただ、園によっては派遣保育士を積極的に受け入れてくれるところも多く、働きやすさは環境次第です。派遣会社を通じて「雰囲気」や「働きやすさ」を事前に確認すると安心です。

安定した職場を探したい方はこちらも参考にどうぞ。
👉関連記事: [長く続けられる園の条件]

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担任業務を任されないことが多い

派遣保育士は、基本的に補助的な立場で働くことが多いです。そのため、担任を持って子どもたちの成長を長く見守る経験を積みにくいという面があります。

「子どもたちとしっかり関わりたい」「担任として保育をやりたい」と思っている方には、物足りなさを感じるかもしれません。

契約条件をしっかり確認する必要がある

派遣で働くときは、勤務時間・時給・交通費・福利厚生などをしっかり確認しておくことが大切です。派遣会社によって条件が異なるため、自分に合った会社を選ぶことが重要です。

派遣保育士が向いている人とは?

派遣での働き方は、こんな方に向いています。

  • 子育てや家庭と両立したい
  • ワークライフバランスを大事にしたい
  • 短時間で効率よく働きたい
  • いろんな園を経験してみたい
  • 正社員の前にまずは試しに働いてみたい

反対に「安定した雇用」「ボーナスや昇給」を重視する方には、派遣よりも正社員の方が合っているかもしれません。

まとめ

保育士が派遣で働くことには、働き方を自由に選べる、残業が少ない、高時給など大きなメリットがあります。その一方で、契約が不安定だったり、昇給やボーナスがないなどの注意点もあります。

自分のライフスタイルや将来のキャリアプランに合わせて、派遣という働き方を上手に取り入れるのがおすすめです。

「正社員か、パートか、派遣か…」と迷うときは、まずは派遣で経験を積んでから、自分に合った道を見つけていくのも一つの方法ですよ。

🌸保育士としてのキャリアにはいろいろな選択肢があります。派遣という働き方も、自分らしく働くための大切な選択肢のひとつです。あなたに合った働き方を見つけて、保育の仕事を長く楽しく続けていけますように。

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ぴよち
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本サイトの管理人
保育士として10年以上の経験があります。正社員として公立保育園で5年勤務した後、結婚を機に私立保育園へ転職し3年勤務。出産を経てパートとして3年間保育園で働きながら、家庭との両立を経験しました。現在は、保育士のキャリア支援に携わっています。現場経験と家庭との両立経験を活かし、保育士の皆さんに寄り添った情報を発信しています。
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